当院ではXario100Platinum(キャノンメディカル社製)を採用しています。
超音波診断システム(エコー)は人体に無害な超音波を用いて体内の臓器、血管などを観察する装置です。
腹部、心臓、血管、体表領域などの動きをモニターで観察でき、苦痛なく検査が行えます。
この検査で調べられる臓器は肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢、脾臓、膀胱、前立腺など多岐に及びます。各臓器の腫瘍性の病気、脂肪肝、胆石、腎のう胞、腎結石、尿管結石、膀胱結石、前立腺肥大など異常を調べ、同時に大きさ、形、血流についても情報が得られます。
首の血管に超音波をあて、頸動脈の動脈硬化やプラークによる閉塞がないか調べます。
頸動脈は脳につながる大切な血管でつまったり、細くなったりすると心筋梗塞や脳梗塞、大動脈解離など命にかかわる病気が発生する危険度が増します。頸動脈エコー検査では血管壁の厚み、プラークの有無を画像で簡単に確認することができます。